森は生きている 2021(1)

2月にはいり、ハレノヒでは「森は生きている」の歌一色です。

「森は生きている」はロシアの民話をサムイル・マルシャークが再話して、それをさらに童話劇にしたものです。

貧しいみなしごのまま娘は、わがままな女王陛下の命令により、冬の森にまつゆきそうを探しに出かけます。

まま娘をかわいそうに思った12月の精たちは、時をすすめ春に咲くマツユキソウを冬の森に咲かせるのです。

この「森は生きている」の世界が子どもたちは大好きです。

うさぎとリスの鬼ごっこ

♪おみじか おみじか はだしでゆくな

なんかはいておいで あしまいておいで

楽しい歌が始まるとうさぎとリスの鬼ごっこがはじまります。

木に登ったリスがうさぎをからかいます。

「ぴょんとはねてごらん うさぎくん ぴょんとね。」

「しっぽをふって ぴょんと枝の上にあがっておいで」

するとうさぎ

「だって、ぼくはしっぽがみじかいんだもの」

するとリスがうさぎをからかって笑うのです。

 

 

子どもたちが大好きな鬼ごっこ、そして、

自らが、役を演じるたのしさがあるのです。

お散歩に行けばみんなで土手にのぼり

「ぴょんと はねてごらんよ うさぎくん」

とリスになりきって遊びます。

 

物語のなかには、12月の精たちによって、季節の移り変わりが自然の変化とともにくり広げられ

自然の素晴らしさと美しさが、心の中にうかびあがります。