「鬼ごっこいっぱいして!」
毎日のリズム遊びのなかでも、子どもたちは鬼ごっこが大好きです。
「鬼ごっこ」は遊びです。大人はただの遊びと思いがちですが、
実は、奥が深いです。その年齢の発達の特徴を表しています。
ハイハイできるようになった赤ちゃんたちは、「まてまて」と大人にハイハイで追いかけてもらうのが大好き。
後ろを振り返って、「追いかけてきて。」と期待の目をむけます。
3歳近い子たちは、逃げるのは大好きだけど、「鬼」はいや。
4歳くらいでは、ルールがわかってきます。5歳くらいでは「鬼がえしはダメだよ。」もわかるようになります。
ただ、一人だけをずっと追いかけていたり、この時には、自分が楽しいことが最優先です。
時には、思い切り強くタッチするのでケンカもおきます。
そして、年長さん(6歳くらい)になってくると、
一人を追いかけるのではなく、瞬間的にだれを追いかけようかも判断しようとします。
動きも揺さぶりをかけたりと、急な方向転換やダッシュが出来るようになります。
そして優しくタッチもみんなが出来るようになってきます。
「鬼ごっこ」の効果として、判断力・速度調整力・思考能力の向上など良いことが沢山ありますが、
遊びというのは、楽しいこと自体が目的です。
大きくなった子どもたちは、自分だけが楽しむのではなく、みんなが楽しいように考えます。
よちよち歩きの赤ちゃんを、顔を見ながらその子のスピードにあわせながら、
自分がではなく、赤ちゃんたちが楽しいようにと考えて
鬼ごっこしてくれる姿にいつも感動します。
遊びからやさしい気持ちが育っていきます。



