2024.1.24
夕方、素敵なアートが貼られていました。
「今日は、どんなことがあったのかな?」
かもしか組さん(4歳児)のノートをみると、子どもたちが生き生きと植物と関わる姿が記されていました。
子どもたちがみんなで話し合って、何を作ろうか、ここにこれをつけたら素敵だと思う。
その、ノートを読むだけで子どもたちの表情が思い浮かびます。
こんな素敵な一日だったのですね。
それは、このおはなしから始まったようです。
かもしか組さんからの報告です。
「なに つくる?」から始まる子どもたち。「自分はこうしたい。」みんなの前で、自分の考えを伝える子「あの子は、こう思うんだ。」相手の意見をきいて、「それもいいな。」と思ったり、はたまた子どもたちの中での「じゃあ、どうしよう。」と”あいだ”を取ってみたり、チームごとに相談して、作る動物を決めて作りはじめました。「ここはこの葉っぱがいいかも」「目はこれはどうかな」「なにか足りないな〜」「ここにどんぐりがあるよ!」あっという間に完成しました。自分たちで作った葉っぱアートに誇らしげな表情でした。お昼に給食を食べながら、「つぎは葉っぱでなに作る?」とイメージをふくらませる子どもたちでした。保育園の中の葉っぱだけでもこんなに豊かに作れることや、子どもたちの発見力とイメージ力におどろきました。![]()
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ハレノヒ保育園の園庭には、その季節ならではの魅力があります。
そして、子どもたちは、その魅力を見つける天才です。
落ち葉の中に美しさを見つけ。小さな花に心を寄せる。香りの良いローズマリーをつみながら、爽やかな気持ちになったことでしょう。
みんなで一緒に聞いたお話しから、それぞれ違ったイメージを、仲間と共に一つのイメージに作っていく。
自然のなかでの活動は、不思議なものに目を見張る感性「センス・オブ・ワンダー」が育っていくといわれています。
そういう幼児期を大切にした子は、自分を信じ、仲間を信じ、たとえ壁が立ちはだかっても新しい自分になって前にすすめる。
そんな力を培っている。私はそう信じています。
素敵な活動が出来て良かったですね。