寝る子は育つは本当です。
そして、寝る子はかしこく育つも本当です。
子どもにとって、よく遊び、よく食べ、よく眠るは大切なことなのです。
眠りには三つの要素があります。
①睡眠は、体の状態を一定に保とうとする無意識の働きがあります。体の状態をもとに戻そうとする働きで、体や脳の疲れをとる働きがあります。
②人間の体内時計は脳の中、目の神経とつながる「視交叉上核」という場所にあります。目から入る光の量が重要です。夕方、暗くなると「メラトニン」が分泌され眠くなります。
③寝ている間に危険があったら目を覚ますように人間の体は出来ています。赤ちゃんが泣いたら目が覚める。火事や地震で目が覚めるというのはこの機能のおかげです。
この三つの要素からどうやったら、夜寝たがらない子どもを寝かしたらよいか見えてきます。
1,昼間に外でいっぱい遊ばせましょう。
2,夕方以降は徐々に室内の電気を消していきましょう。テレビやスマホは特に睡眠を妨げるので特に気をつけましょう。
3,子どもが不安にならないように、寝るときにはそばにいて安心させてあげましょう。
朝日とともに起き、日の入りとともに眠る。
子どもが育つとき、その生活を大切にしていきましょう。