水平線から日が昇る 【大山日の出登山】

2024.12.20

今年最後の山登りは、大山日の出登山

年長の子どもたちは、4時50分 ヤビツ峠に集合します。

真っ暗な森のなかを、ヘッドライトの灯りをたよりに登っていきます。

日の出前、水平線が真っ赤にそまります。

「真っ赤だ。」「きれい」

と子どもたち。いつもは寝ている時間に、毎日繰り返されている自然の神秘に感動します。

(写真では、この赤は再現できませんでした。)

6時40分 さあ、そろそろ太陽が水平線から顔を出します。

「みんな、急いであと7分」

最後の石段を急いで登ると同時に、日が昇ります。

頂上はマイナス4度。その寒さを太陽の暖かさが溶かしていきます。

「お日さまってなんてあたたかいのだろう。」

「お日さま、おはよう!」

子どもたちは、のぼる太陽に大きな声であいさつしました。

頂上では、前日に子どもたちが作ったいちごジャムに、トロトロチーズ、そして身体を温めてくれたのは、

手作りみそをといて、乾燥わかめを入れたお味噌汁です。

「あたたまる。」心も身体もあたためてくれました。

 

そして、子どもたちが大好きな手作りサツマイモチップス。

   

子どもたちの笑顔と笑い声、お父さんと、お母さんたちのうれしそうな笑顔。

今年最後の山登り、最高の日の出登山になりました。

「今年は、天気に恵まれていますね。」

今日も、富士山が青い空にきれいに浮かび上がりました。