自分で自分で

今日、草履を一生懸命はいている子の姿がありました。
その子はただただ、自分でできる喜びを味わいたいのです。
できてうれしい心は、大好きな大人に受けとめてもらうことによって、
いよいよ拡大していきます。
そして自分でできる喜びとともに、
次の楽しいことのためにがんばろうとする見通しの力をともなっています。
楽しい散歩に行くためにリュックを背負い、靴を出して、
そしてくつをはこうとするようになるでしょう。
「〇〇してから〇〇する」という見通しの力に発展し、そして
目前にないことをイメージする力にも結び付いていくのです。

子どもの足の発達に草履をお勧めします。
近年、子どもの足の指が退化していると言われています。
しっかりと足の指で床をつかめる子に育てていきたいものです。
草履の利点は鼻緒を一歩ごとにはさまないと歩けないことです。
足の指をしっかり育てることは、
姿勢を良くするだけでなく土踏まずの形成をも促すそうです。

出来た。”