稲刈りで教わったこと。見つけたもの。

2018.11.5
刈り取られた田んぼにはセリが出ています。
「田んぼに水が入ったらセリは食べないんだよ。
ヒルが卵を産み付けるからね。」
「今のセリは大丈夫?」
「大丈夫だよ。稲を刈り取った後くらいからとって食べても良いんだよ。」
むかしからの生活の知恵はただ、知識として伝えられるより、
視覚から、実物を見ながら教えられると記憶に残るように思います。
先日「昔に還ることは、けっして文明の退化ではない。」
とそんな言葉をききました。昔から教わることはいっぱいあり、
私たちが知らないことはいっぱいあります。
もっともっと子どもたちが沢山の人と出会い、いろんなことを知り、
いろんな考え方を知る。
自分の世界をひろげていってほしいなあ。
そんな風に思います。
人と人とのやさしさや温かさ。
「~であるべき」というような義務やしばりに重きを置いてしまいがちな
今だからこそ。大切に思います。

この日、カヤネズミの巣を見つけました。
保育室にはカヤネズミの巣と「カヤネズミはこんなネズミ」と写真を飾りました。
こんな小さなかわいいネズミだそうです。いつか見つけられたら良いですが。