2024.10.30
ハレノヒ学童の子どもたちは「塩」について学びました。
「足すことはできても、引くことは出来ません。」
「失敗をしていい。そこから次はどうしたら良いかを考えよう。」
塩の味の違いや、作られ方。
そして「命をいただくこと」を子どもたちに伝えていただきました。
叩くのは一年生。小さくやさしくちぎるのは2、3年生。(結局はみんなでやりましたが。)
素材の1パーセントを計るのは4,5年生。
まぶしてから置く時間によっても味は変わってきます。
この日、子どもたちはキュウリと1パーセントの塩を計って持ち帰りました。
お家できっと、美味しいたたきキュウリが食卓にのぼったことでしょう。
次回は、お醤油です。
~料理人の宮崎さんより メッセージ~
この度は、お子様の料理教室参加ありがとうございました。
コロッケという告知の後に急遽『塩』というテーマに変更させていただき、すみませんでした。
自然の恵みいただきます。昔ながらの日本の食文化を守りたい。
という理念を持ちつつ飲食業界に25年携わって来ております。
改めて『塩』を伝えるにあたり、塩について考えました。
自分自身とても良い時間となりました。
子供達に何を伝える事ができたかはわかりませんが、塩とは何か?
料理における塩の使い方・塩の大切さなど、ぼんやり理解していただけてたら嬉しいです。
1%の塩、僕が基本とし大切にしている塩梅です。
それをみんなに伝え体験してもらいました。
塩っぱいと感じる人は減らせば良いし、物足りない人は増やせば良いです。
人体の水分の塩分濃度は0.9%と言われております(昨日みんなに伝え忘れました)。
なので、1%近辺の塩分濃度は我々の身体にとって心地良く美味しいと感じる塩加減だと思っております。
今一度、保護者の皆様も塩について調べ考え活用してみてください。
きっと沢山の気付きがあると思います。
最後に、失敗を恐れず料理に挑戦する子供達が増える事を願っております。
第一回目のテーマを塩に変更させていただいた事がなんとなく御理解いただけたら幸いです。
今後とも宜しくお願い致します!
ひとつぶ 宮崎智之