雄大な自然のなかで 満天の星空と雲海の旅 一日目【年長】

2024.9.31~10.1

入笠山(一日目)

年長の子どもたちは、入笠山に宿泊登山に出かけました。

山小屋で食べる食料と寝袋も防寒着も入ったリュックは自分の背丈ほどもありました。

  

富士見パノラマから乗ったゴンドラは雲の中に入っていきます。

ゴンドラから下りると、入笠湿原は、子どもたちに一面霧で幻想的な世界をみせてくれました。

今日のお宿は マナスル山荘天文館です。(オーナーは大の星好きで、星を見るためにこの宿を建てたそうです。奥様も子どもたちに優しくおすすめです。)

宿で、子どもたちがお昼寝している間に、お父さんお母さんは今日の晩御飯を調達です。

今日のメニューは「キノコ汁」・・・タマゴダケも見つけました。近くの山彦荘さんのおじいさん(きのこマイスター)に確認して

いよいよ夕食の準備です。

子どもたちは、夕食までの時間をお昼寝から起きるとひとっ走り、入笠山に登ってきました。(元気です。)

今年は8年に一度のヤスデの大量発生の年だそうですが、子どもたちは全然へっちゃらです。

夕方5時、入笠山の野外レストランの開店です。

「ジャガイモにチーズをとかしてチーズフォンデュ」「たき火で焼いたソーセージ」「キャラウェイシードのスパイスを使ったザワークラウト」

なんとこれは、「大泥棒ホッテェンプロッツ」のお話しのお料理です。そこに、森のきのこの味噌汁が添えられました。

 

  

そっとそっとこぼさないように、運びます。食べる場所までは遠いよ。

お風呂は露天風呂でした。真っ暗になってしまい着替えるのに一苦労でした。(電気がほとんどなく暗闇です。)

夜。子どもたちはすごい経験をしました。

本格的な天文台です。それは、星に合わせて周りの壁を回転させるのです。曇っていた空が、この一瞬晴れわたったのです。

「土星」を天体望遠鏡で見て見ます。

「何にも見えないよう。」と両目をつぶってしまっていいる子。にぎやかな天体観測でした。

「見えた、見えた。」

大人も大興奮です。貴重な体験になりました。

夜探検、真っ暗な入笠山をヘッドライトを消して歩いてみると、

空には一面星が輝いています。(写真ではとても撮れません。)

明日の早朝の山登りにそなえて、子どもたちはぐっすり眠りました。

私たちが寝ているとき、星の大好きなご主人は、星の写真を撮っていたそうです。

見えないけれど、たくさんの星があるのですね。

星の王子様より、「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」

そんな一節を思い出しました。

その時の写真を送ってくださいました。

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