大切にしているもの

保育思想を柱とした人と自然

豊かな自然の恩恵を十分に生かしつつ

子どもの発達のために必要な環境を親と共に

つくりあげていきます。

小鳥たちが歌をさえずり、その声に耳をすませる小さい子たち

広い芝生の斜面には、涼しい風を運ぶシマトネリコの木々たちが優しい木陰をつくります。

赤ちゃんたちは自らの力で

自分のいきたいところにハイハイしてのぼっていきます。

 

芝生の斜面では、赤ちゃんと大人のゆったりとした時間が流れ

保育者は赤ちゃんの目を

優しく見つめ笑いかけ歌いかける。

その芝斜面は

子どもの足の親指の発達をうながし

その子をたくましく育ててくれるでしょう。

季節に合わせた食事を前に

作ってくれた人に感謝し 命に感謝する。

子どもたちの笑顔と笑い声があふれ、時にはケンカをしながら

仲間とともに、身体全体をつかって遊ぶ子どもたちは

たくましさとやさしさが育っていくのです。

秋には、真っ赤な落ち葉が子どもたちの教材となり

突き出た大脳といわれる子どもたちの指先を育てていきます。

 

仲間とともに育つ子どもたち

ここにはまさに「子どもの時間」と

「自由」が保障されているのです。

園庭にいて春夏秋冬

四季を感じられるようにと設計された園庭には、

季節ごとの果実がみのり、

子どもたちの心を豊かに育ててくれます。

この保育空間は

子どもが自由だと感じることができる

大人によって創られ 考えられた空間です。

この環境を守りながら、さらに深く考えられた保育環境をつくる

それがハレノヒ保育園の子どもたちにあたえたいものです。

そして、そこで育った子どもたちは、

幸せな子ども時代をすごし、しっかりと根を育て、枝を広げ大きく次の世界に

巣立っていくのだと思います。