2024.9.24
今年の稲刈りが行われました。
大雨で土砂が流れ込んだ田んぼに、子どもたちの育てた稲が残っています。
「格好の鹿たちのえさ場になっていますよ。」
田んぼの佐藤さんから連絡がありました。
急いで稲刈りです。
うるち米は田んぼ一枚を鹿が食べてしまい、一枚は半分が土砂の中に埋もれています。
もち米は土砂に埋もれ、残ったわずかの稲穂も鹿たちのご飯になってしまいました。
残ったお米を刈りとります!
田んぼに水がたまっていてずぶずぶの所もあり、大人は大変です。底なし沼のように抜け出せなくなってしまいます。
子どもたちは上手です。板に乗って体重を分散させたり、上手に土の上も探りながら歩きます。
残った稲たちを子どもたちは刈りとりました。
70年田んぼをやっている上の田の方が、こんな災害は初めてだとおっしゃっていたそうです。
毎日いただいているお米は、当たり前ではないのだなと感じました。
倒れて土の中に埋もれていても、上にのびようとする稲を見て「いのち」への思いをめぐらせました。
大切に 大切にいただきます。
【大雨の前の夏の田んぼでの様子】