2024.9.6
やぎ組(3歳児)の子どもたちは、秋の海に出かけます。
海は真夏よりも、秋が子どもたちは安全に楽しめます。
「ここまでだよ。」
大人は海の中に入り、子どもたちが自由に遊べるように見守ります。
ざぶーんと波が打ち寄せると、その波のリズムに合わせてジャンプ!
子どもは、何度も何度もくりかえします。
後ろ向きで寝っ転がっていれば、打ち寄せる波に頭からのみこまれて・・全身ずぶぬれです。でも、それが面白い。
波打ち際の砂浜では、砂団子をつくったり、お山をつくったり。
波にさらわれていくお山を何度も作り直し、「大きな波が来た!」と大はしゃぎです。
掘った穴の水たまりには、金色に光るの砂が混じっています。「金なのかな?」と大人たちも興味津々です。
子どもにとって、海は地球の鼓動を感じられる遊び場です。
そして、子どもたちは、砂浜と波があれば時間をわすれて、いくらでも遊んでいることができます。
自然にふれるという喜びは、子ども時代をゆたかにしてくれます。
幼児期に自然との出会いが、後にその子を支え、自然やそこで生きる生き物との楽しい思い出は、
私たちが生きる地球を大切にしたいという気持ちを育てていくのだと思います。
波うち際では、スナガニが巣から巣へ。そのたびに、砂がかさッと動き砂をはねあげます。
スナガニは、何匹も見ることができたのに、なかなか捕まえることはできません。
「みんなで砂に足跡いっぱいつけようね。」
砂浜には、小さなあしあとがたくさんつけられていました。