子どもと水

水刺激を十分経験できた赤ちゃんは自律神経がたくましく育つと言われています。

そしてこの皮膚からの”水刺激”は、感覚を通して脳に送られることの重要性が

医学的にも教育心理学的にも叫ばれるようになってきたのです。

(参照:「ヒトが人間になる」斎藤公子著より)

2024.5

赤ちゃんたちは、「外へ外へ」「水へ 水へ」とはい出します。

雨上がりの水たまりに、パシャパシャ手のひらをうちつけます。

自分の顔にしぶきがとんでもへっちゃらです。

子どもは、水たまりが大好きです。

大きい子たちも、パシャパシャと跳ねを飛ばして、水たまりのなかを歩くのが雨上がりの楽しみです。

お風呂も、パシャパシャ。隣のこの子のことなんておかまいなし。

外の水場にはいつも赤ちゃんたちが集まっています。

水との関りは、まるで本能であるかのように感じられます。

地球を成り立たせている素材。人が海から陸に上がった歴史。

幼い子たちの様子は、そんなことを感じさせる姿です。