春の庭であそぶ 2024

2024.4

あたらしい春、子どもたちも一つづつ大きなクラスになりました。

そして、新しいお友だちも仲間に加わります。

四月のはじめは、さみしくて泣いている子も少しづつ慣れてきたようです。

あたらしいお友だちも水が好き。

ハイハイしている赤ちゃんに「がんばれ!」と応援してくれます。

春、ハレノヒ保育園の園庭は素敵です。

季節を肌で感じ、木々の花たちが笑い鳥が歌います。

地面からは、お日様の光に誘われて、かわいい野の花が咲き始めます。

カラスノエンドウもわれ先に、地面を覆いつくそうと頑張っています。

暖かい日差しに、虫たちも顔を出します。

生き物たちの命がうごきだします。

そして、ハレノヒ保育園の春と言えば、子どもたちの草むしり。

たらいをいっぱいにしてから、お散歩に行きますよ。(年長さん)

むしった草をみんなで集めてお家にしょう。(かもしか組さん(4歳児))

「タンポポの花は、かわいそうだからとらないでね。」

「オオイヌノフグリもかわいいから、とらないで。」

そのような声が、あちらこちらから聞こえてきます。

草むしりをしながら、おしゃべりがはずみ、仲良くなります。

 

子どもに達成感を味あわせたいなら、山登りと草むしりと昔から言われます。

きれいになったことが目に見えてわかるからです。

そして、しゃがみ座りで足腰が強くなり、指先に力を込めるので、手の力も育ちます。

大きい子たちが草むしりをしていると、小さい子たちもやってきます。

 

草を抜いた地面から何が出てくるのかな。と興味津々です。

ダンゴムシにミミズ。何かの幼虫。

「見て見て。」と指でつまんで、自分の発見をみんなに伝えます。

あまりにかわいがるものだから、ミミズが時々ちぎれてしまったり、乾いてしまいそうになったりすることもあります。

そうやって、虫にも命があることを学んでいくのだと思います。

 

「そっとね。」

「見て見て ・・ズ」 ミミズです。