口を育てる(口が健康であるとは)

赤ちゃんが食べ物に手を伸ばし、よだれが出始めるちょうど6か月くらい

離乳食開始の目安です。

食べさせてもらうのではなく、自分で手をのばし掴んで口に運ぶ

食べることは、生きることへの意欲です。

そして、口で味わい、「突き出た大脳」と言われる指先で感じとり、五感で味わい、楽しむ経験を積んでいるのです。

先日の勉強会で歯科医の四元先生はこのように生きる力について述べていました。

口が健康であるということは、口本来の目的が達成されていることです。

口本来の目的とは

・噛むこと(租借)ができる

・吞み込むこと(嚥下)ができる

・味わうこと(味覚)ができる

・正しく発音すること

・自信をもって笑顔でコミュニケーションができる

何でも食べられるたくましい子に育てるそのために大切なことは、子どもが身体のすみずみまで使ってよく遊び、何でも好き嫌いなく食べて、楽しい遊びの中でいっぱい笑い早寝早起き(生活リズム)をととのえることです。もちろん、だらだら食べずにお腹を空かせることは、細胞の中のミトコンドリアを活性化させ身体にもよく、食欲がわきます。

赤ちゃんであれば、斜面をいっぱいハイハイさせてあげましょう。

腕の力は口の発達を促します。そして、前をしっかり向いてのハイハイは嚥下の力を育てます。

 

ハレノヒ特製「米粉とご飯のビスコッティ」ご飯と米粉をまぜあわせ、オーブンで二度焼きしています。

赤ちゃんたちは、このビスコッティが大好きで、いつまでもしゃぶっています。

小さいうちから硬いものを口のなかでしゃぶり、かみかみして、なめまわすことが口の機能を育て頭蓋骨の形にまで影響を与えると考えられているのです。

もちろん大きい子たちは「今日は何のビスコッティだろう?」「美味しい!」と大好きな人気のおやつです。

 

ハレノヒ保育園の離乳食は毎日このように紹介されています。ご家庭でも参考にしていただけるように。

自分たちで育てた大葉とキュウリに保育園で作った梅干しをのせて

クリスマスのチキンの丸焼きをみんなで取り分けていただきます。