大山こま

2021.1.12

子どもたちに伝統的なお正月の遊びを伝えていきます。

こま回し、凧あげ、羽根つき

この日、年長さんたちは大山のはりまやさんへ、こまづくりを見にいきました。

91歳のおじいさんの職人の技を、目の前で見ることができました。

みずきの木を伐りだし、乾燥させ、いくつもの工程を経て、こまの形に仕上げていく。芯棒をまっすぐ差し込むのは、長年の経験と勘だそうです。

そのおじいさんの作った真っ白なすべすべなこまに、子どもたちが自分で思い思いの絵を描きます。

こまの紐も職員の手作りです。

全てが手作りで、丁寧に絵が描かれた自分だけのこま。

こま回しは年長さんにはぜひ与えたい遊びです。

こまを手の親指と四本の指が向かい合い独楽をもつ、その親指で紐の先を抑えながら、巻く強さを微妙に調整しながらこまに紐を巻く。そして持ちかえて水平に投げて紐をひく。回るまで何度も何度も繰り返す。

回るまで根気強く取り組むからこそ、回ったときの嬉しさは本当に心地よいです。

 

 

 

 

布を裂いて、撚って(よって)ねじりながら、綯う(なう)一本づつ大人がつくります。(本来はマニラ麻で職人さんが一本一本手作りしていたそうですが、今は継承者がいなくなったそうです。)

トクサ(独楽をみがくのに使います。)