ほうれん草のゆで方【ハレノヒお台所豆知識】

青菜のゆで方

ハレノヒ保育園の前菜は絶品!
下処理の仕方が美味しさの秘訣です。
当たり前のようで、あまり意識がされていない下処理についてご紹介します。
【ほうれん草のゆで方】
ほうれん草
ほうれん草の根元の赤い部分には抗酸化作用のあるポリフェノールや骨の形成に必要なマンガンが含まれてているので、根っこだけを切り落とし、根元は切り落とさないことが大切です。茎の細いものはそのままで、茎の太いものは、十文字に切り込みを入れて、ボールの水の中に全体をつけながら、ざぶざぶ洗って中に入り込んだ土を洗い流します。
ゆで方は、ほうれん草にはシュウ酸(体内でカルシウムと結びついて排出されてしまう)があるので、たっぷりの湯で1分以上茹でますが、ゆですぎると栄養価も落ち、食感も損なわれるので気をつけましょう。(霜が降りる二月は少し短めにゆでるのがコツです。)
もちろん、根っこの方を下にしてゆでますよ。(下の方を少しゆでた後、葉の部分を湯につけると葉が柔らかくなりすぎません。)
茹で上がったら、冷たい水にさらします。
また、冷蔵庫で何日も置いておくと、ビタミンⅭが損なわれてしまうので、大量に頂いたときなどは、下茹でして冷凍保存すると便利です。平たく冷凍すると、ぱきっと割っていろいろなお料理に使えますよ。