“塔の岳山小屋泊(年長)① “

“2019.11.20~21
一泊二日の年長の塔の岳です。
6時大倉を出発です。もし13時までに塔の岳に登頂出来たら丹沢山に行こう
13時までにつかなかったら丹沢山は次の日にしよう。
そんな計画で登りはじめました。
子どもたちの成長を感じます。大倉尾根はバカ尾根とも言われているただひたすら
長い上り坂が続く尾根道です。子どもたちは楽しそうに淡々と歩きます。
朝日がのぼり、森の木々の間から光がもれて本当に美しいです。
塔の岳に到着したのは11時です。4時間で登ってきたのかと感心してしまいます。
そして年長たちの感心するところは少しも弱音を吐かないということです。
小さい時から、「疲れた」「帰りたい」なんていうと本当に身体まで疲れてしまうから言わないでぐっと頑張るんだよ。と伝えてきた子どもたちです。
本当に心も身体もしっかりとたくましく育っていました。
自分の荷物も自分で管理ができ、着るものの調節が自分でできる。
これが出来ることが11月下旬の登山ではとても大切です。
12時丹沢山にむかいます。丹沢さんまでは笹の海がつづくなだらかな稜線です。
野ばらの実の赤が深紅に輝ききれいでした。丹沢山に13時に登頂、また塔の岳に戻ります。塔の岳に戻ると大人の足はがたがたで少し休憩をして水汲みに下ります。
山頂でたぬきに会いました。丸々と太ってまりのように走っていました。
この山の水が四十八瀬川の源流なのでしょうか。子どもたちは美味しそうに水を飲みます。ペットボトルに水を摘めてリュックに入れて順番に運びます。
夜ご飯は自炊です。もって上がってきた野菜を刻みサラダを作ります。
温かいスープに蒸し鶏、山の上のご馳走です。
元気でも身体は疲れているのでしょう、夜は6時半には眠りにつきました。 “