「TERAYAMA」に育つ 落花生ほり

2025.9.13

「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」

季節は 夏から秋へと移り変わっています。

年長とかもしか(4歳児)の子どもたちは、TERAYAMA農園に出かけます。

広大な畑の片隅に子どもたちの植えたサツマイモが育ちます。

けれど、サツマイモの姿が見えません。

「どこにいったんだろう?」

暑い夏に草むしりをしなかったため、草にサツマイモが負けています。子どもたちは虫を追いかけながら草をぬきます。

今年の猛暑は、農作物に大きなダメージを与えました。

いつもならたくさんとれるはずの夏野菜が、実になる前に暑さで枯れてしまったそうです。

さつま芋の葉っぱも心なしか、元気がありません。

それなのに、隣の畑の落花生は勢いよく育っています。

山の日陰に、守られたのかもしれません。

左側がサツマイモ畑

この日は、隣の畑の佐藤さんの育てた落花生を収穫させていただきました。

引っ張ると、落花生がざらざらとついてきて、面白い!

畑に、落花生をひっくり返して干す光景はみごとです。

落花生は、秦野の名産ですが、年々つくる人が減っているそうです。いつまでも秦野の名産で落花生がありますように。

保育園に帰ると、年長さんは、はさみで落花生を根から取り、ゆでピーにして、美味しくいただきました。

まだまだ暑い日が続きます。

作業の合間には、もちろんスライダープールで思い切り遊びました。