「水をたのしみ、水を愛でる。」
欲しいものに手が伸びるようになった健康な赤ちゃんは
自然と水にむかっていきます。
時間を忘れて、水とのかかわりをたのしみます。
まるで水を求めることが本能であるかのように。
流れる水に自分の手をさしこみ、心地よさを感じ、
自らの手で流れる水の形をかえる。
そこにおもしろさを見つけ、いつまでも、いつまでも水とあそびます。
この水の刺激は肌から脳に伝わり、自律神経をたくましくしてくれるということが、
医学的にもわかってきています。
ハレノヒ保育園の園庭には、広い芝生の斜面があります。
芝生の斜面の先には、水場があり、大好きな大人がいます。
大好きな水場まで、大好きな大人のところまで、ハイハイしてあがっていきます。
赤ちゃんの発達が、考えられた大切な遊び場です。
「おもしろいね。ビリビリっていったね。」
落ち葉のビリビリ、ガシャガシャとちぎる音が面白くて、なんども繰り返します。
そこには、その音の面白さを「おもしろいね。」とわかってくれる人が近くにいます。
「おいでおいで、こっちまでおいで。」
あたたかい日は、芝生の斜面で赤ちゃんたちの、ゆったりとした時間がながれます。