子どもと水 2025

「水をたのしみ、水を愛でる。」

欲しいものに手が伸びるようになった健康な赤ちゃんは
自然と水にむかっていきます。

時間を忘れて、水とのかかわりをたのしみます。

まるで水を求めることが本能であるかのように。

流れる水に自分の手をさしこみ、心地よさを感じ、

自らの手で流れる水の形をかえる。

そこにおもしろさを見つけ、いつまでも、いつまでも水とあそびます。

この水の刺激は肌から脳に伝わり、自律神経をたくましくしてくれるということが、

医学的にもわかってきています。

 

ハレノヒ保育園の園庭には、広い芝生の斜面があります。

芝生の斜面の先には、水場があり、大好きな大人がいます。

赤ちゃんの発達が、考えられた大切な遊び場です。

「おもしろいね。ビリビリっていったね。」

落ち葉のビリビリ、ガシャガシャとちぎる音が面白くて、なんども繰り返します。

そこには、その音の面白さを「おもしろいね。」とわかってくれる大人の存在があります。

「おいでおいで、こっちまでおいで。」

あたたかい日は、芝生の斜面で赤ちゃんたちの、ゆったりとした時間がながれます。