2024.11.6
かもしか組(4歳児)さんは、秋の大山を登ります。
7時40分 ヤビツ峠を出発します。
鎖場もあり、大きな岩もあり、小さな子どもたちにとって冒険の山登りです。
途中には「バラの花」のような変わった岩もありました。
暑かった夏を乗り切った子どもはぐんと成長したように感じます。
それでも、初めての大山。初めての本格的な山登りに涙が出てしまう子もいました。
「山はね、泣いたら力がなくなっちゃうよ。大きくなったからぐっと泣くのを我慢することができるんだよ。」
その言葉に、泣くのを我慢して、くちびるをぐっと結んで、顔をしかめながら登り続ける姿がありました。
頂上につくと
「泣かないで登れた。」と一言。
「がんばったね。できたね。」とハイタッチです。
本当に、よくがんばりました。
子どもの自己肯定感をそだてるには
「できたね。」「がんばったね。」とその子のがんばったことに目をむけて、
一緒に喜んでくれる大人や友だちの存在が大切です。
「がんばった。」「たのしかった。」「また行きたい!」
そんな山登りがやっぱり楽しいです。
また、子どもの達成感を育てるには、山登りと草むしりとよく言われます。
山登りは、一歩一歩登った先に頂上があり、
みんなと美味しく食べるお弁当があります。
そして、下りは子どもたちは大好きです。
簡単に手に入る楽しみではなく、
がんばった先にある楽しみは、格段にうれしいはずです。
13時15分 ヤビツ峠に到着