縄跳びを編む 「わかる」こと

2024.9.12

年長さんたちの縄跳びは子どもが自分で作ります。

割いた布三本をきれいに束ね、右左と順番に手を動かしながら親指でおさえながら、きつく編んでいきます。。

(きれいに折って重ねて)

(手に巻き付けて)

(先端を下から入れて上から抜く)

縄跳び編みは何日もかけて編み上げていきます。

子どもの「わかりたい」「できたい」という気持ちはすごいものです。

何度もやり直し、「わかった」「できた」ときの嬉しい顔。

わかる経験の積み重ねが、もっともっとという次の世界への意欲につながっていき、自己肯定感を育てることにつながっていくのだと確信しています。

先日、こんな話を聞きました。勉強が好きな子と嫌いな子ではどんな違いがあるのか。

それは、しっかりと「わかること」が出来たのか、なんとなく「わかったような気がした」で次に進んでしまったかの違いなのだというのです。

その子が「わかった」「できた」と思えるまで、とことん付き合うこと、見守ることが大人は大切なのだと思います。

縄跳びの色決めはお誕生日の遅い子から二色ずつ選びます。

どの子とも違う色の組み合わせ、お誕生日の早い子はみんなと重ならないように選ばなければなりません。前の子の選んだ色をよく見て、考える。