竹馬が育てるもの

年長たちが夢中になっている竹馬

運動会が終わってもまだ子どもたちの挑戦は続きます。

毎朝、自分の今日の目標をさだめ、その目標にむかって早朝から乗り始めます。

最後の6段までいった子は、何周出来るかの挑戦です。

「絶対、100周やる。」と頑張っています。

この竹馬ですが、こんな身体に良いことがあるそうです。

・バランス能力(平衡感覚)が育つこと。

・腹筋背筋が自然に育ち、姿勢が良くなること。

・脳の統合能力を高めたり、大脳と小脳の連携が育ち脳内でインプットされた情報を記憶し、いつでもアウトプットできる。

この能力は運動機能を育てる上ではとても大切です。後にスポーツをする際の基礎になるともいわれています。

確かに、昔竹馬に乗れた人は、しばらく乗らなくても乗れることが多いです。

とくに、裸足で乗る竹馬は足の親指の踏ん張りを育て、踵を上げて乗り続けることにより、

第二の心臓と言われるふくらはぎがしっかりと育っていきます。

年長たちのふくらはぎは本当に立派です。

「もうこんなにいっぱいのったよ。」1週落ちずに乗れると一つきれいな和紙のシールを貼ります。

自分でやった結果が目に見える。「あと何回だ。」生活の中で自然に数を認識していきます。

きれいな夕暮れのなか竹馬するのも素敵な時間です。