2023.5.23
もうすぐ田植え、
思い切り遊べるのもあと少しです。
やぎ組(3歳児)さんたちは、名古木の棚田へ出かけました。
今日は、陽射しは夏を感じるけれど、水はひんやり、泥はふかふかトロトロ
見ると、田んぼの真ん中で、カエルがスイスイ上手に泳いでいて
子どもたちが、「おーい!」と呼びかけると
カエルが泳ぎをとめて、片手をあげて挨拶してきたので、みんな大喜び
泥んこ相撲をして、押し合いへし合い。
大人も子どもも、ドロンドロンになって楽しんだようです。
保育園に帰ってきた大人たち、本当にこの姿で道を歩いてきたのかと思うほど、真っ黒でした。
「自然と図鑑」
幼児期には図鑑を出来るだけ遠ざけると良いと言われます。
なぜでしょう。
今西錦司さんの言葉(進化論を唱えた人)
「生物というものには、必ず生きている場所がある。
その場所を抜きにしては、その生物が生きていることにはならない。
まずは、その生物を見たら、その生きている場所を見る」
全体としてその生物を理解しないと、その生物を知ったことにはならない
図鑑を引いて名前を知るだけでは、本当の学びに繋がっていかないというのです。
いつ、誰と、どこで、その生き物に出会ったのか。
そして、先ず脳が、楽しいと感じた後、知識を得ようとすると容量が増えてすんなりと入るとも言われています。
確かにその通りです。
幼児期は、この「何でだろう。」「不思議だな。」を身近な自然とかかわりあうなかで、いっぱい貯めておきたいときです。
学童期に入り、知識を得ようとするとき、図鑑は活躍するのだと思います。
子どもたちが見つけたカエル
カエルにおへそはあるのでしょうか。
自分たちと同じ生き物なのに、なんでだろう