日本人は一昔前まで、子どもをつねにおんぶして農作業や家事をしていました。
子どもは母親に振り落とされないように、しがみつこうとします。
このようにして子どもは母親の匂いをかぎ、体温を感じます。
赤ちゃんたちは、このような触覚、嗅覚の刺激を感じることで、自己を育てていきます。
小さい時にしっかりと自己を育てることで、後に相手の気持ちに共感したり、
相手を思いやる気持ちが育っていきます。
とくに、体調を崩してしまったときや、病み上がりはこのような肌の触れ合いがとても大切です。
(山口創 著書 参考)