ヒトが他者の心を理解するためには、2種類の脳のはたらきがあると言われています。
「ミラーニューロン」
文字どおり、鏡のように反応するニューロン(神経細胞)
経験によって、相手の心を「思わず、無意識に理解してしまう」その背後にあるのが
ミラーニューロンのはたらきです。
(ヒトだけでなく、ラット、サル、チンパンジーにも存在します。)
「メンタライジング」
相手の心を意識的に理解するヒト特有の脳のはたらき
私の心と相手の心が独立していること、自分と他者の心を切り離して理解することです。
例えば、指を切って血が流れているのを見たときに、自分の身体が痛いように感じるのはミラーニューロンのはたらきですが、
「早く救急車を呼ばなくては」と自分が相手の心にどういう風に対応したらよいかを自分と相手を切り離して推論するのがメンタライジングのはたらきです。
メンタライジングのはたらきを持っているヒトだだからこそ、
他者を教育したり、協力したりすることができるそうです。
「おせっかい」もヒトだからこそ。
そのように、ヒトという動物は進化の過程で「教え・助ける」ことを可能にする脳を獲得してきたのです。
(明和政子先生の著書より)
ハレノヒ保育園はおせっかいです。
・朝6時に起こして夜8時には寝かせましょう。
・テレビやユーチューブではなく、絵本の読み聞かせや実体験を大切にしましょう。
・添加物の入っていない調味料を使って、味覚を育てましょう。何でも食べられる子に育てましょう。
・合成洗剤や柔軟剤を避けましょう。
・お休みの日には自然の中に出かけましょう。
・寝る前にはマッサージをしてあげて、優しく子守唄を歌ってください。
・歩けるようになった子は抱っこではなく、自分の足でしっかり歩かせてください。
・赤ちゃんたちがハイハイをいっぱいすることが大切です。
・子どもが自分でできることは親は「待つ」ことが大切です。
・子育ての勉強を一緒にしましょう。
・子どもの目を見て話をしてください。
・否定的な言葉ではなく、子どもにはいつも「すごいね。」「素敵だね。」と
肯定的に声をかけてください。
・子どもの成長を通して、親も保育士たちも成長していきましょう。
まだまだあります。
子どもの育ちにとって何が大切かを考えているからこそ、
その子の大きくなってからの幸せを考えているからこそ
本当にハレノヒ保育園の職員たちは「おせっかいです。」
でも、これもヒトだからこそと思うと納得できます。
勉強会も参加してくださいね。