学童の日課【学童】

学童さんたちは、書きとりが毎日の日課です。
学童期においては、「読み・書き・そろばん」は生活の一部であるという人もいます。
保育園時代に目の前のことをやりきること、
達成感の積み重ねをしてきた子どもたちは、
小学校に上がってから目の前の学びにも意欲的に取り組みます。

なぜ勉強をするのか。
なぜ教育が必要なのかを書いた本があったので文章をご紹介します。

「人類がいまだに解決できていない大きな命題がある。一つはこの世界から貧困をなくすこと。もう一つは国と国、異なる宗教や文化の間の戦いをなくすこと。この二つの命題を解く重要な鍵は「教育」なんだ。」と。(未来の学校を考えるより。)

私たちの保育も、小学校に上がってからの学びも種類は違っても、「教育」になります。
私たちがお話を読むことを大切にしていること、大人同士でも互いに尊敬しあう姿、生活リズムを整えること、自然の中で感性を研ぎ澄ますことは子どもたちの成長に欠かすことが出来ません。
豊かな自然のなかで感性豊かにそだってきたというだけではなく、土台である、乳幼児期に、私たちが育てたいと思っている非認知能力を十分育てたうえで、学童期には、認知能力と非認知能力の両方を育てることが大切なのです。