【素敵な絵本】ぼくたちのいちょうの木

【素敵な絵本】ぼくたちのいちょうの木

著者 清水道尾
子どもたちの大好きないちょうの木が切られてしまうことになりました。
「切っちゃダメ」といちょうの木を守る子どもたちと
子どもの気持ちに寄り添う大人。最後におばあちゃんが「命あるものは土に戻っていくんだよ。」と話す場面が心をうちます。4歳くらい~
先日、年長さんに読んだときには、みんな絵本のなかの子どもになり切って、真剣な目で聞いていました。
「また、いちょうの木のお話、よんで。」
ハレノヒ保育園が建つ前に、それは立派な大きないちょうの木が三本あったんですよ。
今は切り株だけになったけど。

子どもたちには、素敵な絵本をいっぱい読んであげたいです。

若いときは、一冊の本を読み終わっただけで、自分を取り巻く世界がすっかりちがって見えてしまいます。だからこそ、大人になる前にいろんな本を読んだり、読んでもらったりして、ショックを受けたり、感動したりしてほしいと思います。
自分とおなじ気持ちの人がいることを知ったり、新しい発見やいろんな人の気持ちを感じられるのはとても素敵なことです。
そして、時には、現実には出会うことのない世界を本は想像させてくれるのですから。