“人間の子どもは未熟な状態で生まれてきます。
養育なしでは、育つことができません。
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は弱く、まだぼんやりしか見えません。
しかし、生まれた時から、二つの黒いものを認識します。
これは、おっぱいの乳首を認識するためともいわれています。
まさに、生きるための力です。
そしてもう一つ、二つの黒い点といえば、目です。
自分を抱き、あやしてくれる優しい二つの目を認識できているからこそ、
目と目を合わせ(目交い)、歌いかけ、優しくあやすことが大切なのです。
その目交いこそが、人を信じる力、人を好きになる力の原点となるのです。
脳の可塑性が高い乳時期だからこそ育てておきたい力です。
“