まねっこ上手

2018.1.3
2歳を過ぎた子どもたち、真似っこ上手です。
友だちや大人のまねがイメージしてできるようになってきます。
相手の世界を憧れの対象として「あんなふうにやってみたい。」
と自分の世界によきモデルとして取り入れていくのです。
ここで気をつけたいことは、ただ機械的に何かを教え込もうとか、かたちだけできることをもとめるのは子どもの気持ちに寄り添っているのとは違いますし、その子にとってつまらないものになってしまいます。
この頃の子どもたちにとって、毎日の生活のなかに素敵な、魅力的な世界をいっぱい見つけられるようにしてあげたいですね。
お母さんが包丁でお野菜を上手に切ること。靴をむきの向きをそろえて並べること。大きい子がやっていること、テーブル運びに雑巾がけ・・・どれもやってみたいことばかりです。
そして、自分のことはさておき誰かのために何かをしてあげたくなってしまうのもこの頃の特徴です。自分はパンツをはいていないのに友だちのパンツを取りに行ってあげたりと。
そのとき、「まずは自分が履いてから。」なんて言ってしまわずに、「ありがとう。」と伝えると、その言葉でまた自分だけでない他者への思いを馳せていくことと思います。