食卓を囲む

2019.1.1
霊長類の研究は、霊長類を通して人間を知ることだと言われています。
なぜなら、ゴリラやチンパンジーなど霊長類と人間の根っこは同じとされているからです。
その研究のなかでも、人間だけが食事をわけあって顔をつき合わせ、
楽しみながら食事をすることができるのだそうです。
あえて一緒に食事をすることで、仲間や家族とのきずなを深め、共感をより深めあい
食事を通してより人間らしく進化してきたのです。
そして子どもたちも食事を通して学ぶことが沢山あります。
「かかわりあいの力、話の聞き方。話への加わり方。場の雰囲気を読み取るセンスを。配慮する心配り。我が家の価値観。・・・」
だからこそ、家庭の食事も、保育園の食事も美味しく楽しく、
顔をつき合わせてを大切にしていきたいですね。
人間に近いサルやゴリラでさえ、果実や葉っぱが主な食料なので分け合う必要がないので同じ場所で食事をとるという「共食」という行為はあっても、
一緒に食事をかこむというはないのだそうです。