2018.11.14
うさぎ組(2歳児)と年長さんで近くの里山に出かけます。
「思いっきり、ゆっくりとあの里山で過ごせたら良いのに。」
そんな職員の声に急きょ給食を届けることに
里山に届けに行くと、
子どもたちは崖登りをしたり、
棒にからすうりの蔓を結び付けて釣りごっこを楽しんだり、
田んぼの沼に足がはまってぬけずに泣いている子もいました。
がけをのぼったは良いけれど、降りるのが怖くて泣いている子。
でも、ずるずるとすべってきたその子に「すごいね!」と声をかけると
今まで泣いていた子が涙をふいて笑顔になります。
田んぼで転んでしまっても「わあすごい!自分で起きられるんだね。」と声をかけると
泣こうと思ってこぼれそう落ちそうな涙を我慢して、お兄さんの顔になります。
大きくなりたい。素敵になりたい。
そんな2歳児の姿がありました。
里山で食べた給食は美味しかったね。
きれいな空気まで一緒に食べた子どもたち
いつもよりたくさん食べました。
おひつの中は空っぽです。
子どもにたずさわる大人は、今目の前にいるこの子たちに何を与えたいか、
何が必要かを考えてその日の保育を計画します。
もちろん天気が大切な要素になります。
この子たちに最高の保育を。
その願いをみんなで考え叶えていきたい。
今日のこの日は一度しかおとずれないのですから。
僕だってみんなと一緒に登れたよ。
おりるのはちょっと怖いけど。
田んぼに足がはまってまっ黒だよ(悲しくて涙が出ます。)
その日のメニューに手を加えて、あんかけ風にアレンジしてくれました。
小春日和の11月の晴天
最高の給食です。