野草のてんぷら 2025 【春のめぐみ】

2025.4.17
「TERAYAMA  」は自然ゆたかな、里山です。
そこには、一軒の古民家がたっています。
4月の「TERAYAMA」は、春がひろがっています。
栗ばたけには、ワラビが芽を出し、梅ばたけには、フキ、山の斜面にはタラの芽が自生しています。
つくし、ハルジオン、ユキノシタ、フキ、ヨモギ、クレソン、ハコベ
米粉のころもでてんぷらに。
子どもたちは、「TERAYAMA  」の春の恵みをいただきます。
【年長さんからの報告です。】
『春の野草が生き生きと咲いています。
自分たちが必要な分をいただき、カゴ並べていきました。

子どもたちは葉っぱと葉っぱを見比べて自分で集めていきます。

子どもの手に、いっぱいに採れると”見て!とれたよ”と嬉しそうな表情です。
今日はこの春の野草で天ぷらパーティー。
カラッと揚がった天ぷらは春のごちそう。
子どもたちは天ぷらが揚がるのは今か今かと待ちかまえています。
美味しい、少し苦いねなどと言いながらたくさん食べていました。』
春、
お日さまの光を、もっともっとと背を伸ばし、地面をはって茎をのばし。
雑草たちは、たくましく育ちます。
子どもと、野の草花は友だちです。
ヤエムグラを服につけ、お絵かきです。
子どもは、草花のことを知っています。
「TERAYAMA」は、人の暮らしと自然が交わる場所
野草のてんぷらを、お腹いっぱい食べた子どもたちは、畳にごろりとなってお昼寝です。
八重桜を摘んで、塩漬けにしたり、
大釜で炊いた、大豆をつぶしてお味噌づくり。
子どもたちの生活がゆたかです。
 
【山の斜面には、八重桜が満開です。】
(桜の下でタラの芽を収穫します。)
 
【山から流れ出る水の通り道には、クレソンが】
【フキの林に風がすずしい。】
「とげとげが口にささって、ちょっと痛い。けれど美味しい!」(タラの芽です。)
「お花の味がする。」(ハルジオンに椿の花)
「ちょっと、にがいなあ。」(フキ)
「美味しい!」(ユキノシタ、ヨモギ)
「ワラビは食べないの?」「ワラビは灰汁をぬかないと食べられないんだよ。」
【野草のてんぷらは美味しすぎて、子どもたちが揚げたそばから、手をのばします。】
【八重桜を摘んで、桜餅をつくろう!】
【できたばかりの縁台で大豆をつぶします。】
【ハウス「TERAYAMA」では、お味噌づくり】