2024.12
ハレノヒ保育園の保育は、子ども同士が育ちあうことを大切にしています。
大きい子は小さい子のことを気にかけて
小さい子は大きい子にあこがれる
昔ながらの、一緒に育ちあう姿がハレノヒ保育園の姿です。
大好きな子どもたちの姿です。
やさしさは言葉では教えることができません。
優しくされたから、やさしくできる。そんな子どもたちの姿です。
(寒い朝、どうして泣いているの?ママが行っちゃったから悲しいの?足が冷たいの?大丈夫だよ。温めてあげようね。)
(竹馬やりたいの?年長さんになるまでまっていてね。)
(リンゴが食べたいの?いいよ。一緒に食べよう。)
(美味しい?美味しいね。)
(芝生は気持ちが良いね。)
(お手てはこっちだよ。上手くいかないな。いたくない?ごめんね。)
(ボタンをしてあげようね。じっとしていてね。)
養老孟子さんの書籍より
子どもたち同士であそぶ。いまでは少なくなったといわれる、年齢の異なった子どもたちの集団である。
そうして育つ子どもたちのなかで、年上の連中は、自分がついこのあいだまでそうであった状態を、
年下の子どもの面倒をみることによって再確認する。
異世代の子どもたちが団子になって遊ぶことの利点は、まさに発達の予習と復習を繰り返すこと、
現代風にいうならフィードバックを繰り返しながら育つことである。
異年齢保育の良い点として、こんな風な考え方もあるのですね。
それにプラスするならば、小さい子の気持ちをほっておけないのが
人のやさしさであって、共に育つということなのだと思います。
そして、小さい子が喜んでくれて、笑顔を向けてくれるのはうれしいことです。
うれしさとやさしさの教育のように感じます。
このハレノヒ保育園の素敵なところが、つづいていってくれますように。