落ち葉のなかで

2024.12.9

丹沢の山の木も葉をおとし、明るい太陽のひかりが差し込みます。

季節は冬

雑木林をあるくと、ガサッガサと落ち葉を踏みしめる音がして、それだけでわくわくします。

 

(かもしか組さんからの報告です。)

落ちたばかりの落ち葉はカサカサ、フワフワです。

集めて葉っぱのお布団にしたり、「焚き火してるの」と落ち葉をかこんだり、かもしか組になるとイメージを共有しながら集団で遊ぶことが楽しい時期になります。
落ち葉の中からもたくさんの発見があります。
小さな赤い実、「どんぐりから芽が生えてる〜」「引っぱっちゃだめだよ」と小さなひとつの命を大切にする姿がありました。
この日、やぎ組(3歳児)さんも、冬の雑木林にお散歩です。
仲間と一緒に、自然のなかであそぶ。
自然のものに、手をふれ、匂いをかぎ、自然の音をきく。
この五感を通した自然との関わり合いは、「原体験」と言われ、五感をまんべんなく使っていることがわかっています。
子どもにとっての遊びは、遊ぶこと自体が目的です。
自らあそびを探し出し、仲間と共感しあい、うれしい気持ちがそだつ。
それを、子どもと同じ目線で「わあ、すごい!」とみつめる大人の存在が、何よりも大切です。