2024.11.28
今年の大山寺のもみじ狩り、最後は年長です。
朝、6時40分、独楽参道を歩き始めます。
ただただ、一生懸命のぼる。
無言で一生懸命のぼる。
ハアハア言いながら、聞こえてくるのは、自分の心臓の音と息遣いと森の音。
スタートから30分で大山寺です。
夏を超え、運動会を経験した年長さんたちは、いつの間にか力がついていました。
そこには、今年一番の紅葉が広がり、ハアハア言いながら子どもたちも思わず「きれい。」と
黄色いイチョウの葉と、赤いもみじのコントラストに、青い空とお日さま。
この瞬間の景色は、今日この日だけの仲間と一緒にみた景色です。
下山は、まだ登山の人もまばらな道を、ぴょんぴょんととぶように下りていきました。
保育園にもどると、保育園の朝ははじまったばかり
近くの原っぱで、思い思いの遊びに夢中になりました。「自由」です。
生えている葉っぱを使っておままごとをする子。ノビルをとるこ。むかでのお墓をつくってお花をお供えしている子。子どもらしい姿です。
子どもは「自由」ということばが大好きです。
でも、「自由」のなかにも約束があります。約束を守れるから「自由」があるのだと思います。
その「約束」はみんなが安心して、楽しく、気持ちよく過ごせるための約束です。
大好きな見晴らし台でも、子どもたちの「自由」はまだ続いています。
お昼寝はぐっすりと眠りました。