2024.11.21
「にほんの柿の木」
絵本の中には、柿の葉っぱでつくったお人形が出てきます。
柿の葉はきれいです。
黄色や赤や緑が混ざり合って、一枚として同じものがありません。
さっそく、園庭の柿の木の下に行き宝物さがしです。
自然の素材をつかってつくることの素敵なところは、見つけることにわくわくし、
見つけた素材そのものが美しい。
子どもたちは、指先をつかって「作りたいもの」をイメージしつくります。
葉っぱでつくった可愛らしいお人形が完成!
木守りのお人形を一生懸命、長い葉っぱで結んでいる子もいます。
きっと、木もよろこんでいるでしょう。
「見て、女の子がおまんじゅうもっているでしょ。」
長い棒をさしたら
「釣りをしているところ。」
葉っぱのお魚もつきました。本当に子どもは見立て遊びが上手で、想像力ゆたかです。
そして、偶然形づくった作品に、少し手を加えながら、次から次へ違うものに変化させていきます。
子どもの創り出す作品と言葉に大人がハッとします。
「ホントだね。」
子どもの手は、自然の葉っぱや木の実や花をつかって「自分のつくりたいたった一つの作品」を作り出します。
子どもたちは、大切にお家に持って帰ったそうです。