2024.5.10
この日、畦でカエルを追いかけていると、草をかき分けた先に
マシュマロのようなものを発見しました。
「なんだ?これ。」
ふわふわの白い塊です。
丸い形のまま、上手に掘り出します。
「見て、こんなのあった。」
子どもってすごいです。
良くわからないものを、なんだなんだと掘り出してしまうなんて。
実はこれは、シュレーゲルアオガエルの卵塊です。
畦の土の中に卵を産み、雨が降るとオタマジャクシがになって田んぼに流れ込むのだそうです。
カエルも自然の摂理を知って、進化してきているのですね。
この日、大きなシュレーゲルアオガエルを捕まえた子もいました。
本当に大きくてびっくりします。
カエルを追いかけて草むらをかきわけると。
「なんだ。なんだ。なにかあるぞ。」
「白くて、ふわふわしているよ。」
「掘り出してみよう。」
「わあ、なんだこれ!」
「見て。見て。」
子どもの手のなかには、大きなシュレーゲルアオガエル