ハレノヒ保育園のこのまり袋の刺繍は何十年も続いてきた、年長さんの卒園式前の製作です。
保育園の思い出や、みんなと聞いたお話しなど、自分が描いた絵を一針一針返し縫いで刺繍をしていきます。
脳の窓といわれる目でしっかりと見て、つき出た大脳と言われる手の指先を自分の思い通りにあやつり美しいまり袋を完成させます。
この日、過去の卒園児たちのまり袋を持ってきてもらい、見せてもらいました。「わあ、きれい。」「すごい。」と子どもたち。
このまり袋の製作は、根気強さ、集中力をそだてるだけでなく、
「楽しすぎる!」という言葉の通り、嬉しい気持ちを育てます。
この時期、年長さんたちはお休みの日も保育園にやってきます。
なかなか針に糸が入らない糸通し。
仲間と一緒に、今だから夢中になれることがあります。
その時間を十分保障してあげたいと思います。
困っていると学童さんが教えに来てくれます。
こうやってハレノヒ保育園のまり袋は出来上がっていくのです。
さあ、まり袋の完成が楽しみです。