子どもと自然

2019.2.20
今の時代,子どもたちに与えられるものは、
合理的、効率的であることが重視されていて、
それらはお金さえ払えば簡単に手に入るようになりました。
その結果、「不便・不足・不快・不潔」が徹底して排除されています。
私たちが危惧するのは、便利、快適、清潔になりすぎることで、
本来持っている、生きる力、生きぬく力が失われてしまうのではないかということです。
保育現場において切に感じていることでもあります。
だからこそ、6歳までの幼児期に子どもが育つうえで自然が必要なのです。

そして何より、自分の力ではどうにもならない大きな存在があることを
自然は子どもたちに教えてくれるのです。


この日、まっ黒な子どもたちとまっ黒な大人が保育園にもどってきました。
靴もどろどろ、顔にも泥がいっぱいついて。でも子どもたちの顔は最高に輝いていて、大人たちも「すごく楽しかった。また行きたい!」と良い顔していました。
同じ気持ちで、一緒に笑いあい共感しあえる大人と子ども。
幸せな保育環境だなとつくづく思います。