箱遊び

2019.1.9
うさぎ組(2歳児)が大好きな遊びが箱遊びです。
この箱遊び、実は2歳児の身体の発達の上でとても大切な要素を含んでいます。
斜めの姿勢の重心制御ができてくるからこそ、この箱を斜めの姿勢で押す
遊びができるのです。
ブランコをこぐようになる。鉄棒にぶら下がってゆらゆらできるというのも
同じ斜めの姿勢の重心制御の力の獲得の証拠なのです。
本当は思う存分やらせてあげたい遊びです。そして友だちと一緒にという
気持ちが育ってきているからこそ、ずっと続けることができるのです。
でも、大人たちの悩みでも
せっかくきれいに作ってくれた箱が・・・
こわれてしまったらまた直しましょう。いたちごっこです。
不思議と三歳児になるとこの遊びはあまりしなくなります。



斜めの姿勢の重心制御の力がのちに、足の指に力をこめ、床をしっかり蹴る力の獲得に繋がっていくのです。