子どもの発声の土台を育てる為に大切なこととして
・子どもが身体のすみずみまで使って遊ぶ環境をつくる
・なんでも好き嫌いなくよくかんで食べる力を子どもにそだてる
・楽しい遊びの中でしっかり笑い声をひきだすようにする
人間は、雑食性の動物です。肉や魚も食べますし、野菜も食べます。
食事の際には、顎を縦にも横にも斜めにも非常に複雑に動かします。
その結果、人間は口の大きさに比べて口腔が大きくなりました。
その中を舌が複雑に動きます。顎と舌の複雑な動きによって
人間はいろいろな音を出しわけているのです。
先日赤ちゃん歯科ネットワークの会長の石田先生がハレノヒ保育園にいらっしゃいました。
石田先生は歯科医師ですが、口の育ちだけに着目するのではなく、子どもの身体全体に着目するためにを各専門分野が意見を出し合うネットワークを立ち上げています。
以前参加させていただいた座談会では、歯科医、助産師、生物学者、保育士などがあつまり意見交換を行いました。そのなかで話された内容はどれも保育の現場でも大切なことばかりでした。身体全体をつかって遊ぶこと。大きな声を出せること。笑うこと。食べること。眠ること。
ハレノヒ保育園の米粉のビスコッティは大好評です。
小さいうちから硬いものを口のなかでしゃぶり、かみかみして、なめまわすことが口の機能を育て頭蓋骨の形にまで影響を与えると考えられているのです。
そして何よりそれがお米からできているのです。
このビスコッティ先日の講演会でも紹介されたそうです。
いっぱい遊び、いっぱい笑う。
(丸山美和子著 乳児の発達 参照)