2018.10．13
みんなと一緒にいたい。
みんなと一緒に遊びたい。
これは子どもの願いであるだけでなく「集団欲」という人間の本能です。
３歳児は一見何でも楽しそうなことにとびつき、活動的で元気が良い。
そんな雰囲気を持っています。
しかしながら、「集団欲」があるからこそ集団に入れずに困っている子どもの姿も多くみられます。「仲間に入れてくれない。」そんな風に泣いている子が多くなるのもこの３歳児くらいからです。「きっと～ちゃんはやさしいから入れてくれると思うよ。」そう大きい子たちにやさしく声をかけると「良いよ。」とこたえてくれます。「良かったね。いれてくれるって。」「うん。」と笑顔で仲間に入っていきます。こんな風に大人の手助けが必要なときもあります。
この頃から、自然のなかに「仲間」で出かけることがとても楽しい経験になるように思います。一緒に手をつないで川を渡ったこと。一緒に食べたお弁当。自然のなかで一緒にみつけた虫たち。川の音、風のにおい。
自然の中には子どもたちの大好きな教材がいっぱいあります。
夏に出かけたくずは川、思い出はツルのぶらんこに
みんなで食べたスルメかな。
