子どものウソ

偽りとウソ、ごまかしとでたらめはかつて明確に区別されていた。
一方はひとを欺く虚言。もう一方はそらごと。
それらを区別せず子どもの無邪気な作り話まで戒めると
空想の力が奪われると民俗学者が言う。
子どもがつく嘘に快く騙され、
彼のいたいけな最初の知恵の冒険を成功させることも必要だと。

保護者の方に紹介していただいた文章です。
つい子どものウソを偽りだと勘違いして注意してしまうことがないでしょうか。
子どもの空想の世界に大人もどっぷり入ってみると。
なんて子どもの描いている世界って面白いんだろうって感心してしまいますよ。