日々の生活のなかに

日々の生活のなかに

保育園で一番大きい年長さん。
お布団当番に、片付け当番、小さい子のお世話に、雑巾がけ、
日々の生活のなかで年長さんはたよりになります。
年長さんくらいになると、
誰かのために何かができた。
そしてそのことが仲間に認められることで
自分自身にほこりをもつようになります。
人はひとのなかで育ちます。
長い目で子どもの育ちを考えるとき
自分の本当のよさを知り、自己肯定感をもてる
子どもであってほしいと思います。
出来ないことを叱るだけでは
人は育たない。そう感じます。
「ありがとう。」
「助かったよ。」
みんながそう言葉をかけると、年長さんたち誇らしげです。

年長さんにあこがれて、かもしか(4歳児)だって張り切ります。
「みてみて、三つも運べるよ。」
「すごいね。手伝ってくれてありがとう。」