もみじ狩り 石段をのぼる【やぎ組】

2024.11.27

「やぎ組さんも行きたいです!」

今日は大山寺に、やぎ組さんの子どもたちが、もみじ狩りです。

早朝6時の集合。子どもたち元気に来られるかな。少し心配な気持ちで子どもたちを待ちました。

「まだ、夜だったよ。」「お母さんよりも早く起きたんだよ。」

子どもたちは、初めての大山に期待も膨らみます。

独楽参道の長い階段を一段づつ登ります。

右、左、右、左、「おいっちに。おいっちに。」

三歳を過ぎてくると、階段を一歩あがっては両足をそろえるのではなく、一歩づつ左右交互に足が出せるようになります。

子どもの、足の発達としてわかりやすいです。

それでも、石段になると段差もあり、凸凹していて全身で登ります。

大山寺までの、長い階段をのぼって見上げると、あおい空一面の赤いもみじの葉がひろがります。

お日さまが、もみじの間から光が差し込むと、本当にきれいです。

今日は、みんなで一つづつ持ってきたみかんを

お花むきでむいて、「みかんパーティーです。」

いろんなみかんの味を、楽しみます。

「このみかんは、甘いなあ。」

「このみかんは、ちょっとすっぱい。」

人が一人一人違うように、ミカンもひとつひとつ違うのですね。

この日、びっくりしたのは、大山寺に着いた時には、お日さまがまぶしかったのに、

みかんを食べ終わったら、お日さまが雲に隠れてしまったことです。

たった少しの間に。午後からは天気が崩れます。急いで山を下りました。

【子育てのワンポイントアドバイス】

今の子どもたちは、身体の使い方が不器用になっていると言われています。

足の親指の踏ん張りと蹴りの力も、弱くなっているそうです。

足指をよく使うようにするには、鼻緒のついた草履(ミサトっ子草履のようなもの)を履かせたり、

足指だけでなく、踵をよく使うことが大切です。

階段の、のぼりおりはとても良い遊びです。

のぼるときには、つま先に力を入れて蹴りますが、降りる時には、つま先からつけ、踵に体重をかけなければなりません。

階段ののぼりおりは、足の親指の蹴りの力と踵の支持力が育ちます。

お散歩コースもできるだけ、平坦なところよりも、起伏のある凸凹したところを選びましょう。