2021.1.4
子どもは自らの育つ力で育ちます。
その時、その子が育とうとする姿を温かく見守る目があること
一緒に喜んで共感できる大人が近くにいること
そのことが何よりも子どもにとってうれしいことです。
自らの力でハイハイから、初めて立ち上がった時の子どもの満足な表情
「上手上手」と手をたたいて喜んでくれる大人のそばに来て
また、立ち上がる子どもの姿に、見ている大人も感動します。
自分で(上手。上手と)小さな手をパチパチ姿もかわいらしい。
立ち上がり、歩行がしっかりしてきたひよこ組(0歳児)さんは、自分の椅子を自分で
テーブルに運びます。その姿を小さなひよこ組さんが後を追いかけます。
ずいぶん大きくなってきましたね。
自ら育つものをそだたせようとする心。
それが育ての心である。
世にこんな楽しい心があるだろうか。
それは明るい世界である。
温かい世界である。
育つものと育てるものとが、
互いの結びつきにおいて
相楽しんでいる心である。
(倉橋惣三さんの言葉より)