“鯉のぼりづくり “

“2020.2.20
保育園のお休みの日、年長と一年生が集まりました。
「色は何色にする?」
うろこの模様を描くところから、色の決定まで
子どもたちが仲間と相談して一つの鯉のぼりを作ります。
そこには、自分の意見を伝えたり、時には相手の意見を受け入れたり、
一人で作るのとは違う面白さがあります。
大人はなるべく口を出さず、子どもたちが主導権をにぎります。
完成した鯉のぼりが二月の冬の空をおよぎます。

こいのぼりの鯉は写実ではない
子どもたちは、鯉のぼりづくりをとおして
昔の人たちのみごとなデザイン感覚を知らず知らず獲得していく。
われられの祖先は、じつにすばらしい工芸品を創り出してきた。
厳密な写実から単純な抽象へと。
(ヒトが人間になる 斎藤公子)