3歳児(集団と自我)

3歳をむかえる頃になると自我が広がり深まります。
自我というのは決して自分のなかだけで育つわけではありません。
「自分」とは「他者」あっての自分であり、
他者とは違う自分を意識するところから始まるからです。
自我が育つということは、自分と違う他者との関係が育っていくということです。
その自我が深まる三歳児のころ、自分と同じ遊びで
楽しさが共有でき、時にはぶつかり合える対等の関係がとても大切です。
3歳児のケンカは、まだまだ自己主張のぶつかり合いです。
時には第三者である大人の介入が必要になります。

石投げが楽しそうでした。